Mr.Childrenの桜井和寿さんは現在も日本の音楽シーンにおいてトップを走り続けている一人ですね。
そんな彼もデビュー10周年を迎えた2002年、バンドの危機とも為りえた小脳梗塞という大きな病気を患っています。
後遺症どころか発見が遅いと死亡に至るという怖い脳疾患ですが、調べてみると有名人で患った人が多く、何かしらの因果関係があるのでしょうか?
今回は桜井和寿さんを襲った小脳梗塞の話しを中心にまとめてみました!
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ミスチルの桜井和寿はを襲った病気や気になる原因!今は完治した?
桜井和寿さんは32歳の時に大病を患っています。
桜井さんが小脳梗塞になった2002年はミスチルのデビュー10周年の年でした。
当時、この報道を見た誰もが「あのミスチルの桜井が!?」と衝撃を受けたと思います。
桜井和寿さんを襲った小脳梗塞という病気についてまとめてみました。
Mr.Childrenの桜井和寿はいつ「小脳梗塞」が発覚した?
桜井和寿さんが最初に異変を感じたというのが2002年7月7日のテレビ収録前だったそうです。
大変ご心配とご迷惑をおかけしておりますが、
7月21日に桜井和寿の最新の診断結果が病院から出ました。
病名として小脳梗塞の疑いがあること、さらなる検査が必要なこと、
十分な静養がおよそ3ヵ月から4ヵ月必要と診断されました
所属事務所からこのような発表がされました。
当初は、小脳梗塞の「疑い」だったのですね…。
桜井さんは「助けを呼ぼうと携帯電話のボタンを押すがうまく押せなくなった」と倒れた時の様子を語っています。
2002/7/7
体調不良を訴え、音楽番組の収録をキャンセル2002/7/10日頃
手足のしびれを訴え検査入院2002/7/14
全国ツアーのリハーサルに参加2002/7/15
検査結果の結果
さらなる精密検査が必要と判断2002/7/16
7/17から予定されている開幕ツアー公演
渋谷公会堂7/17,18の2Daysの延期を発表2002/7/21
小脳梗塞の疑いがあるとの診断
流れ的にはこのような感じです。
検査入院の合間にリハーサルに参加していたなんて怖いですね…。
結果論ですが、この時に何もなくてよかったです!
この結果をうけて、2002年のライブツアーが全て中止となりました。
「まっずいなぁー」
それが唯一、口から出せた言葉だった。
同時に「苦虫をかみつぶしたような顔」を実にリアルに表しているであろう自分にも気づけていた。
嫌な予感はあった。
あったけれど、現在の自分が健康な時となんら変わりない生活を送れているだけに、
先生(医者)の言葉に動揺を隠せなかった。
大変な思いでチケットを手にし、コンサートを楽しみにしていた人たち、
本当に本当にごめんなさい。
延期してやれる方法を探したのですが、やはり無理そうです。
すごく特別な夜にする自身があっただけに悔しくて仕方ありません。
まぁ借りはいつか必ず返します。
病院には僕よりもはるかに重いであろう病状の人がいっぱいいます。
いろんな人がいて、毎日いろんなことが起きているんだよなぁ。
甘えず腐らず、大事をとって、またあう日まで。
2002年7月22日 桜井和寿
このライブツアーは大きなホールやアリーナレベルだっただけに、全て中止となったことで、チケットやホール代のキャンセル料、サポートメンバーやコンサートスタッフへの対価などを考えると莫大な負債だったはずです。
もちろん、何よりファンが一番残念だったと思います。
桜井さんを襲った「小脳梗塞」とは?
倒れた時、携帯電話のボタンもうまく押せないほどだったという桜井和寿さん。
小脳梗塞とは、体の平衡感覚、運動機能をつかさどる場所でおこる病気で、いわゆる脳梗塞とは場所が違います。
小脳は手足の動きや、歩行などを行う働き、しゃべるための口や舌、喉の動きや、目の動きなどの体の運動をスムーズにする機能と、体のバランスを保つという役割をしています。
大きな違いとしては、小脳梗塞の場合、脳梗塞と違って麻痺症状がほとんどの場合おこりません。
小脳梗塞を発症すると、手や足、口や目などの働きがうまくいかなくなることが特徴のようです。
脳梗塞と違って麻痺症状が出ないのですが、そのことは逆に気づかないという怖さにもつながりますね。
では、小脳梗塞でおこり得る後遺症というと、1番多いとも言われているのは「めまい・頭痛や吐き気」なのだそうです。
なるほど…まったく箇所が違いますが、メニエールも平衡感覚の異常からめまいや吐き気がでますからね。
このように、一口にめまいや吐き気などと言っても、色々な病気が考えられるため、検査入院が必要というわけですね。
桜井さんの治療は血栓を薬でとかしながらとにかく安静にしていれば治ると言われていたので、重症ではありませんでした。
治療方法としては、血液をサラサラになる薬の服用をしながら、食事制限や運動制限(激しい運動を避けることなど)を行っています。
小脳梗塞の発症の原因として、脳梗塞と同じように動脈硬化や血栓が血管を詰まらせることなどで起こります。
幸いにも、桜井和寿さんは手術の必要がなく投薬治療がメインで、その後の後遺症もなく復帰しています。
この抗血栓薬は出血すると止まりづらいというリスクがあるようです。
Mステに出たときですが、
坂道ダッシュをやって心拍数を200まで上げてから、どれだけ動けるかみたいな。
これには、タモリさんも、
「いや、そんなことしちゃダメだよ!」
「そもそも200まで心拍数まであげちゃだめ、そりゃ病気になるよ!」
と突っ込んでいましたね。
復帰後の桜井さんのテレビ出演でこのように話していました。
桜井さんの場合、小脳梗塞になった原因は、過度な筋力トレーニングが一つのようです。
小脳梗塞以来、トレーニングのメニューを変えたり、予防をしているそうなので、知識のあるトレーナーを付けずに誤った方法で行っていたとも考えられます。
水分を適切に摂らないと血栓のリスクが高くなりますしね。
小脳梗塞や脳梗塞の原因は、食事やストレスといわれていて若い人にも近年では増えているようですね。
著名人の発症率が多い脳の病気
桜井和寿さんが患ったことで有名になった「小脳梗塞」という病気。
実は、有名人で脳に関する病気になった人は意外と多いです。
2002年:桜井和寿(ミュージシャン)小脳梗塞
2012年:KEIKO(ミュージシャン)くも膜下出血
2013年:星野源(ミュージシャン・俳優)くも膜下出血
2014年:磯野貴理子(タレント)脳梗塞
2015年:川西幸一(ミュージシャン)脳梗塞
Mr.Childrenの桜井和寿さん、星野源さん、タレントの磯野貴理子さん、ユニコーンのドラム・川西幸一さん。
ほかにも、もやもや病を克服した歌手の徳永英明さん、くも膜下出血で倒れた歌手の米良美一さん、脳梗塞を発症したフリーアナウンサーの大橋未歩さん。
いずれの方も早期発見から病気を克服し、後遺症もなく活躍されています(もしかしたら多少の後遺症があるかもしれません)。
その中でも星野源さんは2012年カテーテル手術、2013年開頭手術と2度の手術をし、辛い闘病生活を送ったと話しています。
一方、globeのボーカル・KEIKOさんも、同様に早期発見でくも膜下出血の緊急手術を受けましたが、言語や記憶に障害が残ったようです(現在はリハビリ中で、日常会話を交わせるほどに回復)。
早期発見ももちろんですが、出血した場所や大きさの差で後遺症のリスクがやはりでてくるようですね。
R&B系の姉妹デュオであったDOUBLEのSACHIKOがくも膜下出血のために25歳の若さで世を去ったことも、音楽界で語り継がれている悲劇のひとつ。
安室奈美恵さんのラストコンサートのシークレットゲストに出演したDOUBLEのTAKAKOさんのお姉さんであるSACHIKOさん(画像右)や、2度の脳梗塞を発症した西城秀樹さん、脳幹出血で倒れたミュージシャンの桑名正博さんは、残念ながら若くしてお亡くなりになっています。
1980年くらいまでは、ミュージシャンの突然死といえば大方がドラッグによる中毒死だっため、それを脳疾患が原因だと発表していました。
しかし、近年大規模なコンサートを行う機会が増えた結果、もともと脳疾患の素因のあった人が極度の緊張下に置かれることで発症に至った面はあるかもしれません。
ミュージシャンや芸能人で脳疾患を発症した人は、少なからずストレスが原因ともいわれています。
桜井さんも小脳梗塞を発症した2002年という年は、長年揉めていた離婚問題(2000年に離婚成立)やヒット曲を作ることへの重圧、毎年行われる大規模ツアーの疲労など、いろいろストレス要因があったと考えられます。
ミスチルのドラム鈴木英哉の桜井和寿への気遣いがあった!
桜井和寿さんが小脳梗塞で倒れて以来、2002年12月21日に一夜限りのライブを行い成功させています。
その後、Mr.Childrenはしばらく活動を休止するが、その原因は鈴木が「休みたい」と言っていたからだそうです。
「JEN」ことドラムの鈴木英哉さんはミスチルのリーダーです。
彼のこのような発言でファンの間で不仲説や解散説、はたまたJENさんの心の病説が流れます。
実際はバンドの活動を止めてしまったことに対する責任を感じていた桜井が無理をしてしまわないように、鈴木が桜井の体調を気遣って休みをとるというリーダーらしい事をした。
Mr.Childrenのムードメーカーでチャラチャラしたイメージですが、実はファン想いであり、メンバー想いとも言われているJENさん。
もう少し桜井さんが休んだほうがいいと思ってのJENさんの行動だったと後に明かされています。
桜井さんいわく「鈴木君がいない3人だけだと話すことがない」というほど、ミスチルにとってJENさんは重要ファクターです。
ミスターチルドレン桜井和寿の気になる年収!身長や体重は?
ヒットメーカーである桜井和寿さんレベルになると相当な年収や資産が考えられますね!
今までのCDの印税だけで40億円以上稼いでいて、総資産は50億円以上はあるといわれています。
ミスチルの作詞作曲のほとんどを手掛けているという桜井さん。
印税とはそんなに儲かるものなんでしょうか?
ミスチル桜井さんの年収は3億円以上?
作詞・作曲をほぼすべてを桜井和寿さんは、印税だけでかなりの収入だといわれています。
JASRACの手数料=6%の6%=3.6円×270万枚=990万円
CDショップの取り分30%=8億円
アーティスト印税1%=2700万円
印税6%=1億6000万円
うち音楽事務所の取り分50%=8000万円
桜井和寿さんの取り分=作詞作曲印税30円=8000万円
原盤印税15%=4億円
レーベル取り分30%=8億円
270万枚売れたミスチルのヒット曲の一つである「Tomorrow never knows」の印税は以上のようになります。
桜井さんの取り分は、270万枚売れても8,000万円しか入らず、そこから税金を払わないといけないというわけです。
今のように配信中心で、CDが売れない時代では、音楽だけで食べていくのは難しいのかもしれません。
しかし、桜井さんの場合、ミスチルの楽曲のほとんどを手掛けていて、収入のほとんどはCDの売り上げからの印税のようです。
現在、2005年で高額納税者公示制度は廃止されているため分かりませんが、2005年最後に発表された納税額から推測して年収3億円といわれています。
その後もヒット曲やライブ活動をコンスタントにこなしているので、年収3億円以上は確実でしょう。
・東京都大田区田園調布の自宅
土地が1坪450万円ぐらいで土地代の総額が5億5千万円、総額約10億円・東京都練馬区貫井にある事務所
土地は1坪50万円ほどで約50坪あり、総額6,500万円・神奈川県茅ヶ崎市にあるマンション
もともとリゾートホテルとして使われていた物件、評価額は5,000万円・山形県鶴岡市湯野浜にある自宅兼スタジオ
土地は1坪6万円で350坪あるので2,100万円、総額で約4,000万円
現在、桜井和寿さんは自宅の他に3つ不動産を所有していて、資産だけで10億円以上といわれます。
他にも、ご自身の車アウディR8と、奥様の車アウディQ7、車は計2台は確実に所有しているようです。
これだけの資産があると、将来的に遺産配分とかどうなるのか?と思ってしまうのが、「アッパークラスの人たち」と「庶民」の違いなのでしょうね(苦笑)。
ミスチル桜井和寿の身長・体重・年齢!プロフィールをご紹介
桜井和寿さんのプロフィールです。
生年月日:1970年3月8日
年齢:48歳
身長:172cm
体重:64kg
出身地:東京都練馬区
血液型:O型
出身校:練馬区立練馬第二小学校、練馬区立貫井中学校、関東高校(現聖徳学園高校)
所属:烏龍舎、カズプロダクション
桜井和寿さんは、奥様で元ギリギリガールズの吉野美佳さんとの間に3人に息子さんがいます。
1回の離婚歴があり、前妻(元レコード会社社員のゆかりさん)との間に1人娘の優歌さんがいて、今でも交流があるそうです。
1989年にMr.Children(THE WALLSから改名)を結成、2017年には結成25周年を迎えています。
2004年からはBank Bandでも活動しています。
【まとめ】桜井和寿は適切な治療により後遺症もなく復帰できた!
桜井和寿さんが2002年に小脳梗塞を発症しましたが、症状も軽く、早期発見もあり、投薬治療のみですんだようです。
後遺症が出なかったようで、現在も精力的に音楽活動をおこなっているということは完治していると考えられます。
ただ、脳疾患を患った人は血栓ができやすい体質(勿論、人によります)とも考えられ、桜井さんも体質改善や高血圧などに現在も注意しているのでしょう。
また、バンドメンバーの気遣いのおかげもあり、焦らず治療できたことも復帰できた要因なのではないでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!